
市政報告
令和7年度12月議会 一般質問
物価高騰、気候変動の深刻化、子ども・若者支援、男女共同参画、
そして市民協働のあり方など、市民生活に直結する幅広いテーマについて
質問しました。
【主なポイント】
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来年度予算の見通しと、中長期的な財政課題(社会保障費増・大型事業・市債管理)
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9月3日の豪雨被害を踏まえた雨水排水対策の強化と、60mm基準を超える豪雨への備え
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小中学生の熱中症対策(特別教室への空調整備・通学時の暑さ対策)
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第5次男女共同参画計画の方向性と、DV・困難女性支援の強化、多様な市民が利用できるセンターのあり方
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SRHR(性と生殖の健康と権利)の啓発、市民の理解促進、生理の正しい理解と防災への視点
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若者の声を市政に反映する仕組みづくり(審議会・意見収集の方法改善)
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中高生が主体的に関わる防災教育と地域防災の担い手育成
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ICT教育の安定運用(タブレット・電子黒板のトラブル対応体制)
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学童保育の需要増への対応、入所決定時期の見直し、高学年の受け皿整備
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道路・公園・生活環境の市民要望を“見える化”する市民協働投稿サービスの提案
1.予算編成方針について
Q| 来年度予算の特徴と収支見通しについて
A|市税は堅調に推移し、過去最高額を更新する見込み。一方で、
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社会保障費の増加
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大型建設事業の進行
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物価高騰による経費増
により、歳出は大幅に増加。収支不足が見込まれる中、事務事業の見直しと重点施策への集中投資を進めるとしています。
Q| 中長期的な財政課題について
A| 大型事業に伴う市債発行が増えるため、市債管理計画を見直し、事業の優先順位付けや進度調整により将来負担の抑制を図るとしています。
2.気候変動対策(豪雨・熱中症)
(1)ゲリラ豪雨による浸水・冠水対策
Q| 9月3日の豪雨被害を踏まえた対策は
A|
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城東地区で口径2,400mmの雨水管整備
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犬塚地区で道路下貯留施設整備
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横倉地区で冠水表示板(LED)設置
など、地域ごとの状況に応じた対策を進めるとしています。 -
Q| 60mm基準を超える豪雨への備えは
A| 既存計画では対応しきれない場合があるため、
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内水ハザードマップの周知
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冠水注意標識の設置
など、ソフト対策も組み合わせて対応するとしています。
(2)小中学生の熱中症対策
Q| 特別教室への空調整備や通学時の暑さ対策は
A|
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中学校の特別教室から空調整備を開始
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小学校も順次整備へ
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通学時の暑さ対策として、冷凍庫・冷水器など他自治体の事例を調査し検討するとしています。
3.男女共同参画について
(1)第5次男女共同参画計画
Q| 社会の変化をどう反映するのか
A|
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DV対策・困難女性支援を計画に内包
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市民アンケート・審議会・パブコメの意見を反映
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ウェルビーイングの実現を目指す
としています。
(1)男女共同参画センターのあり方
Q| 多様な市民が利用できるセンターへの見直しは
A|法改正によりセンターは「連携・協働の拠点」と位置づけられたため、
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他自治体の事例を参考に
市民・関係団体の声を踏まえ
機能強化と認知度向上を進めるとしています。
4.SRHR(性と生殖の健康と権利)について
(1)おやまこどもプランでの取り組み
Q| SRHRの啓発の現状は
A|
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男女共同参画フェアでの展示
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地域交流会での研修紹介
など、様々な機会で情報発信を実施。今後も継続するとしています。
(2)生理の理解について
Q| 女子だけに指導が偏る現状をどう考えるか
A|
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学習指導要領に基づき系統的に指導
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個人差・発達段階に配慮
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異性理解も含めて扱う
としています。
(3)防災とSRHR
Q|避難所での配慮は
A|
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全避難所に女性職員を配置
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プライベートテント、生理用品、ランタンなどを備蓄
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今年度は女性消防団等と連携した避難所運営訓練を実施
としています。
5.こどもまんなか政策について
(1)若者の参画
Q| 審議会に若者が参加しにくい現状への対応は
A|
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MIRAI若者会議
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出張フォーラム
などで意見を聴取する。
今後は土日開催・オンライン導入など、若者が参加しやすい環境を整備するとしています。
(2)中高生の防災
Q| 若者が主体的に防災に関われる仕組みは
A|法改正によりセンターは「連携・協働の拠点」と位置づけられたため、
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マイタイムライン作成
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HUG(避難所運営ゲーム)
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中高生消防サポーターズの訓練参加
などを実施。今後も担い手育成を進めるとしています。
6.教育行政について
(1)ICT機器のトラブル対応
Q| 授業が止まらないための支援体制は
A|
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ICT運営支援センターで迅速対応
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予備機の配備
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代替ソフトの整備
など、授業継続のための体制を整えているとしています。
(1)学童保育の課題
Q| 入所できるか不安を抱える保護者への対応は
A|法改正によりセンターは「連携・協働の拠点」と位置づけられたため、
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入所決定時期の見直しを運営団体と協議
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高学年の受け皿として特別教室を活用
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放課後居場所室を新設し、学童と放課後事業を一体的に推進
としています。
7.道路行政について(市民協働投稿サービス)
Q| 道路の穴・雑草・公園の不具合など、市民要望の受付状況は
A|
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道路等通報システム
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電話受付(年間約1,400件)
で対応。職員が現地で確認し、緊急性に応じて対応しています。
Q| 市民と行政が課題を共有できる“見える化”の仕組みは
A|
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情報公開は利便性向上につながる
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一方でプライバシー保護の課題もある
ため、総合的に検討するとしています。
《最後に》
市民の皆さまの声を市政に届け、
「安心して暮らせるまち」「未来に希望を持てるまち」を実現するため、
これからも丁寧に取り組んでまいります。
