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市政報告

令和8年度9月議会 会派代表質問 

オーガニック給食、こども政策、医療的ケア児支援、すこやか長寿プラン、市民協働投稿サービス、横倉地内の冠水対策など、市民の暮らしを支え、これからの小山市をつくる幅広いテーマについて質問しました。

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 【主なポイント】

 ・オーガニック給食と食農教育の推進
 ・こどもの居場所づくりと安心・安全な環境の整備
 ・医療的ケア児への支援体制の充実
 ・高齢者の生きがいづくりと多世代交流の推進
 ・市民協働投稿サービスの導入と防災への活用
 ・横倉地内の冠水対策と大雨時の安全確保

1. 全国オーガニック給食フォーラムについて

Q| フォーラム開催を通して得られた成果と、

 今後の取組への生かし方について

A| 

  • 子どもの健全育成と持続可能な社会をテーマに、全国から多様な参加者が集まり、活発な議論が行われた。

  • 今回初めて分科会を実施し、市内農業者・関係団体・市外の有識者などが参加し、食・農・環境について多角的な議論が深まった。

  • 参加者アンケートでは9割以上が「満足」と回答し、全国的な意識醸成につながった。

  • フォーラムを一過性にせず、「えがおでつなぐ食・農・環境・まちづくり」宣言を、市民へ還元しながら、田園環境都市おやまの実現を目指す。

 Q| 学校給食における今後の具体的な取り組みについて

 A|

  • オーガニック給食は、持続可能な農業と環境配慮のまちづくりを次世代へつなぐ「未来への投資」と位置づけている。

  • 昨年度、市内2校で有機大豆を育て、収穫し、味噌に加工する「エディブル・スクールヤード」を実施。

  • 今年12月には、この味噌を使った味噌汁を給食で提供予定。

  • 育てる・収穫する・味わうという一連の体験を教育活動と結びつけ、主体的な学びを育む食農教育へ発展させる。

  • 学校現場が負担なく継続できるよう、市と教育委員会がネットワーク・予算・人材面で支援体制を構築。

Q| 「こどもまんなか」の理念に基づき、給食を食べる子どもの声を施策に反映する考えについて

A| 

  • 「こどもまんなか」の理念に基づき、様々な機会を通じて子どもの声を聞き、「自分の声が反映されている」と感じられる開かれた給食運営を目指す。

 

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2.こども政策について

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(1)放課後居場所事業「カラフルタイム」について

Q| モデル校2校での成果・今後の課題について

 A|

  • 令和7年9月から城南小・中小の2校で事業を開始。希望する児童が毎日安心して過ごせる「放課後子ども教室」と、学童保育需要の補完を一体的に行う点が特徴。

  • 民間委託は県内初で、令和9年3月末までは学童保育利用料以外は原則無料として検証を進めている。

  • 登録児童は2校で252人(全児童の40.6%)と増加し、事業内容への理解が広がっている。

  • アンケートでは児童の95%が「行きたい居場所」、保護者の98%が「安心につながる」と回答、満足度は非常に高い。

  • 課題は、毎日実施する居場所部分の事業費の財源確保。次年度以降は試行的に利用料徴収も検討する。

Q| 今後の展開(全校への拡大方針)について

A| 

  • 次年度以降も継続し、課題解決に取り組む。

  • 将来的な拡大については、未実施校や地域間のバランスに配慮しつつ、より多くの児童が利用できる方策を検討する。

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(2)こども性暴力防止法について

Q| こども性暴力防止法の施行に向けた市の整備状況と、相談できる体制について

 A|

  • 令和8年12月の法施行に向け、市教育委員会内で関係課による調整会議を開催し、情報共有と対応方針の協議を進めている。

  • 法施行前に義務付けられている研修を開始し、教育委員会所管施設で性暴力防止への理解を深めている。

  • 国の指針では、異変に早期に気づく仕組み、相談しやすい環境、こどもの人権を守る聴き取り、被害後の保護・支援体制の整備が求められている。

  • 市としても関係課・施設と連携し、こどもが一人で悩みを抱え込まず、安心して相談できる体制づくりを進め、性被害の発生自体を抑止する仕組みを整えていく。

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(3)包括的性教育について

Q| おやまこどもプランでの「包括的性教育の推進」の現在の具体的な取り組みについて

 A|

  • ・包括的性教育は、生殖の知識だけでなく、人間関係・人権・多様性・性暴力防止・避妊など、こどもが健やかに生きるための総合的な教育。

  • ・市内の全中学校・義務教育学校後期課程・一部小学校で、保健師による「思春期保健講座」を実施。

 ‐ 妊娠の仕組み、性感染症予防、相談先の紹介

 ‐ 赤ちゃん人形の抱っこ体験、妊婦体験ジャケットなどの体験学習

  • ・早期からの啓発として、3歳〜小学2年生のフッ素塗布会場で、性教育関連の絵本を紹介・展示し、「自分や相手の体を大切にする」ことを伝えている。

Q| 宮崎市の先進事例を踏まえた、小山市の今後の取り組みについて

A| 

  • 思春期保健講座ではすでに「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」の内容(性の多様性、プライベートゾーン、コミュニケーションなど)を取り入れている。

  • 今後は、宮崎市の事例も参考にしながら、養護教諭など教職員にガイダンスのコンセプトをより意識してもらえるよう周知を強化。

  • 学校と丁寧に協議し、児童生徒の発達段階に応じた講座内容となるよう取り組む。

3.福祉行政について

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(1)医療的ケア児の支援について

Q| 小山市における医療的ケア児の現状と支援体制について

 A|

  • 医療的ケア児は、人工呼吸器・胃ろう・吸引など恒常的な医療的ケアが必要な子どもであり、適切な支援が課題。

  • 市の調査では、令和6年4月1日時点で 21人。

  • 医療・保健・福祉・保育・教育など関係機関が連携するため、「医療的ケア児等支援部会」を設置。

  • 相談調整を担う 医療的ケア児等コーディネーターを2名配置。

  • 昨年度、「コーディネーター周知チラシ」「支援ガイドブック」を作成。

  • 今後は周知・啓発を進め、内容も随時見直す。

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Q| 医療的ケア児の療育利用上限日数の決定基準について

 A|

  • 未就学児の「児童発達支援」は 原則15日/月、就学後の「放課後等デイサービス」は 原則23日/月。

  • 上限を超える申請がある場合は、児童の状況に応じて理由書を提出し、必要性が認められれば上限を超えて決定。

  • 柔軟な対応を継続していく。

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Q| 医療的ケア児を受け入れる事業所への支援水準について

 A|

  • 日中一時支援は、家族の就労支援・休息、見守り、日常訓練などを目的に実施。

  • 医療的ケア児の支援は専門性が高く、事業所にも課題が多いと認識。

  • 医療的ケア児の利用時に事業所へ支払うサービス料は 1時間1,500円。

  • 近隣自治体の状況を調査しながら、サービス料の見直しを検討していく。

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(2)小山市すこやか長寿プランについて

Q| 次期すこやか長寿プランに「多世代交流」を位置づける考えはあるか

 A|

  • 2027年度から3年間の計画期間とする 「すこやか長寿プラン2027」 を策定中。

  • 市の高齢化率は26.5%(2026年4月時点)で、医療・介護需要の増加や介護人材不足が課題。

  • 高齢者が健康で生きがいを持ち、自分らしく暮らし続けるためには 介護予防の推進が重要。

  • 現在、放課後カラフルタイムでは高齢者がボランティアとして子どもと交流し、網戸小跡地のおもちゃ美術館でも「おもちゃ学芸員」として親子と交流する予定。

  • こうした 多世代交流は高齢者の生きがいづくりや介護予防につながる と認識。

  • 次期プランでは、

 ‐ 介護保険サービスの基盤整備

 ‐ 地域の支援体制の充実

 ‐ 高齢者の健康づくり・介護予防・生きがいづくり

 を基本目標とし、高齢者の社会参加や多世代交流を推進していく。

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4.市民協働について

市民協働投稿サービスについて

Q| 市民協働投稿サービスの検討状況、課題、導入スケジュールについて

 A|

  • 先行自治体の運用を参考に、道路・公園の損傷など投稿対象の範囲、受付後の回答ルールを検討中。

  • トライアル環境で操作性や情報公開時のプライバシー保護を検証している。

  • 以前は投稿に利用IDの事前登録が必要だったが、機能追加により Webから登録なしで投稿可能 となった。

  • 検証作業を経て、本年11月に道路・公園の損傷等を対象とした投稿サービスの運用を開始予定。

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Q| 道路・公園以外に、防災・減災の観点で活用する考えはあるか

 A|​​

  • 防災士による投稿サービスの活用については、防災士養成講座やスキルアップ講座で啓発しつつ、先進事例を参考に 調査・研究を進める。

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5.道路行政について

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Q| 横倉地内における大雨時の冠水対策について

 A|

  • 横倉地区の冠水対策として、公共下水道計画に位置付けられている雨水管の一部を 先行整備し、雨水貯留施設として活用するための実施設計に今年度着手。

  • 整備には期間を要するため、暫定的な安全対策として以下を予定:

 ‐ 水位センサーと連動し「冠水通行止め」を表示する LED冠水表示板の設置  

 ‐ スマートフォン等で遠隔操作できる遮断機(カメラ付き)の設置  

  • 今年度は冠水ポイント東西2箇所に LED冠水表示板を設置。

  • 令和9年度には、表示板設置箇所に 遮断機を追加設置する予定。

《最後に》

子どもから高齢者まで、誰もが安心して暮らし、学び、必要な時に支援につながれるまちへ。

今回の一般質問では、子育て、食育、福祉、防災、まちづくりなど、

市民生活に直結する幅広いテーマについて取り上げました。

市から前向きな答弁が多く、

これから実施される事業が、市民のみなさまの暮らしをより良くする形で

進んでいくことを期待しています。

現場の声や市民のみなさまの思いが、きちんと市政に届き、

一つひとつ形になっていくことが何より大切だと考えています。

これからも、丁寧に耳を傾けながら、

市民のみなさまと同じ目線で、

まちの未来につながる取り組みを進めてまいります。

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詳しい質問内容や答弁につきましては、議会議事録やインターネット録画中継をご覧ください。

議会議事録

インターネット録画中継

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